そして、バトンは渡された

瀬尾まいこ著の作品

読み終えました!!

本屋大賞受賞作品ということで

気になってはいましたが、

やっと手に取ることができました。

タイトルからするとちょっと不穏さも

あるのかなと思っていましたが、

そんなことは全くなく、

ちょっと現実味は薄いけれど、

とても平和で温かな物語でした。

 

親が何度も変わっても

(父親3人、母親2人!)

まっすぐに育った優子ちゃん。

それぞれの親からの愛情をしっかり

受け止めることができる器の広さは

生来のものなのか、

育ってきた環境によるものなのか。

きっと両方ともが優子ちゃんを

素敵な優子ちゃんにしてきたんだろうなと。

どの親も自分なりの愛情を

精一杯示してくれている。

そのことに気がつけるなんて

なんて大人なんだろうと

思わずにはいられません。

梨花さんをに対しても心が広すぎる

くらい優しくて、すごいなと感じました。

私だったら少なからず不満をぶつけて

いそうだなと思ったり。笑

 

第2章で早瀬くんが出てきた時には

思わずおおっ!となりました。

優子ちゃんこれからも幸せでいてね🫶

あと、森宮さんもぜひ

幸せに暮らしてほしいと願ってやみません。

 

プロローグは森宮さんのシーン。

読み返してぐっときました。